海外の反応

海外の反応-日本語は「私」を表す代名詞が多すぎるPart.2

日本のエンタメによく登場する一人称

ここに登場する一人称は地域限定であったり、あるものはエンタメでの使用にほぼ限られているものだったりします。しかし、日本のエンタメに時間を費やそうとするならばあなたが遅かれ早かれ遭遇する一人称です。

一人称を使わずに自分の名前を言うパターン

一人称の代わりに自身の名前を使う場合、無邪気な、幼稚な、純粋な心を印象づける傾向があります。この一人称のスタイルは若い女の子のキャラクターと強く関連しています。

野生で育ったキャラクターや人間の言葉がたどたどしいキャラクターなんかも自分の名前を一人称として使うケースがあります。これは英語でも「ケイブマン」や「ターザン」のように同様のケースがありますね。

ワシ

日本のエンタメに登場する老人は、たびたび「ワシ」を使います。通常は老人が使う一人称ですが常にではありません。「ワシ」はエンタメでは一般的ですが、日常生活においての使用は一般的ではありません。

「ワシ」は広島や西日本の一部とも少し関係があります。恐らくスティーブンセガールが日本語で話す場合は「ワシ」を使うでしょう。

アタシ

「アタシ」は「ワタシ」よりもカジュアルで、より女性らしい一人称です。日常生活においてもエンタメにおいても非常に一般的な一人称です。

ワタクシ

「ワタクシ」は「ワタシ」よりもフォーマルな一人称であり、日常生活、エンタメにおいての両方で一般的です。「ワタクシ」は通常、「ワタシ」よりも丁寧で格式を表現するために使われます。それは政治的なスピーチ、記者会見、商取引、そういった類の中で使われています。エンターテイメントにおいては、「ワタクシ」を使用するキャラクターに素朴さ、上品さ、浮世離れした印象を与えることができます。場合によっては詮索好きでお喋りなキャラ付けに使用される場合もあります。

アタクシ

「アタクシ」は「ワタクシ」から女性らしさを強調した一人称です。アタクシは使うキャラクターに文化的で洗練され、上流階級の女性という印象を与えます。そのため、場合によっては「卑劣な成金女性」のイメージを持たせることもあります。

ウチ

「ウチ」は日常生活において主に西日本で主に女性に使われる一人称です。エンタメ分野では関西地方の若い女性のキャラクターが「ウチ」を使用することがよくあります。

オレサマ

「オレサマ」は「オレ」に似ていますが、「様」をつけることによって「オレ」を更に強調します。「オレサマ」はほぼエンタメの中でしか使われません。それは一般的にエゴイストに溢れ自分自身が最強だと疑わない男性キャラクターによって使用される一人称です。その結果、「オレサマ」はヒールによってよく使用されています。

オラ

「オラ」は日本の片田舎または遠方からやってきたという印象をキャラクターに与えます。それに関連して「オラ」を使うキャラはいなかっぺキャラの強い印象を持ちます。

オイラ

「オイラ」は「オラ」よりも少しいなかっぺ感が抜けます。エンタメでは頻繁に登場する「オイラ」を使うキャラクターですが、日常生活においては「オイラ」を使う人はあまりいません。いなかっぺ感を出すためにキャラクターに使わせることが多い「オイラ」ですが、天真爛漫な若者、親近感溢れるマスコットキャラクターが使うケースも多々あります。

ワガハイ

「ワガハイ」は自己中心的、傲慢、あるいは「君たちとは違うレベルに自分はいる」という印象をキャラクターに与えます。現代の日本語では実際には使われていません。「ワガハイ」は夏目漱石による著書「吾輩は猫である」と密接な関係があります。日本の伝統的な慣習と西洋文化が入り混じり始めた1800年代後半から1900年代初頭における人間模様を風刺的に描いた小説です。人間の愚かな営みを、自分自身が非常に高尚な存在だと疑わない猫の視点から見た内容になっています。またこの小説は日本の学校で題材として取り上げられる定番小説のひとつで、「ワガハイ」を国民意識に根付かせるのに一役買いました。「ワガハイ」が登場する場合、夏目漱石や猫に関連している可能性も高いです。

Part.3に続く

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