海外の反応

海外の反応-日本語版マリオRPGはポップカルチャーで溢れていたPart.1

SFCの金字塔「スーパーマリオRPG」の日本語版の話題です。英語版では決して表現できなかった、日本語版マリオRPG独特のゲーム内メッセージの、意味やなぜ英語版ではその翻訳になったのかを考察するブログを一部意訳しました。

https://legendsoflocalization.com/the-pop-culture-obsessed-monsters-in-japanese-super-mario-rpg/

スーパーマリオRPGにおいて、マロというキャラクターは戦闘中に敵の考えを読み取ることができました。このスキルは日本語で「なにかんがえてるの?」、英語で「サイコパス」と呼ばれています。このスキルによって表示される日本語版マリオRPGの敵のメッセージには1980年~1990年代にかけての日本のアニメ、マンガ、音楽分野へのインスパイヤやオマージュで溢れています。

何をオマージュしてるのか?そして英語ではどのように表現されたのか?それでは見てみましょう!

ノコヘイ

この日本語版メッセージはドラゴンボールの孫悟空のオマージュです。メッセージの前半「ウス!おらノコヘイ!」はアニメの最後に発せられる悟空のセリフをノコヘイに置き換えたもの。後半のメッセージは悟空が祖父に向けたセリフをオマージュしています。一方で英語版のメッセージは日本語版の前半のメッセージに基づいた、ただの挨拶に翻訳されています。ちなみにこのメッセージは通常のゲームプレイでは見ることができません。なぜなら 「なにかんがえてるの?」のスキルを会得するころには、ゲーム的にノコヘイとの遭遇は有り得ないものになるからです。

ハンマーブロス

日本語版のメッセージはルパン三世シリーズの石川五ェ門のセリフのオマージュです。「今宵の斬鉄剣は一味違うぞ」。一方で英語版は「私は自分のハンマーが大好きです」というありきたりなメッセージに翻訳されます。完璧な翻訳は無理にしても、もう少しやりようがあったのではないかと思います。「It’s HAMMER TIME!」という単純なメッセージでも良かったかもしれません。

シャドウ

このメッセージは寺尾聰の1980年の唄「Shadow City」からの引用です。ゲーム制作者の誰かが敵の名前が「シャドウ」だったことから思いついて引用したのではないかと推測されます。英語版では「君モデルだよね?」と翻訳されました。翻訳者が日本語のメッセージを理解していたことは明らかですが、何を引用したのかまでは理解が及びませんでした。もしくは「セクシー」という言葉が当時のNintendo of Americaでは問題のある言葉とされたのかもしれません。

チュータロー

日本のアニメQ太郎から引用しチュータローに置き換えたものです。文脈が無ければこのメッセージは無意味で不完全に見えます。結局翻訳者は「Squeek、Squeek」と単に「チューチュー」鳴かせるだけにとどまりました。

パチール

日本語版メッセージは、新世紀エヴァンゲリオンのエピソード1における象徴的なシーンから引用されました。翻訳者はこのメッセージ事態の意味は理解できたようですが、その背後にある意味については理解できなかったようです。なぜなら本来自分に向かって「逃げちゃダメだ」と言い聞かせるメッセージが、「あなたはもう逃げられないよ!ハッ!」になっちゃってるからです。

ドンキーユング

日本語版ではドンキーコングによく似た名前のドンキーユングのメッセージ。「じっさいの人物にはいっさい関係ありません」は日本でよく使われる肖像権侵害を免責するためのメッセージです。日本語版の意図を損なわないように、英語版のキャラクター名はゲリラに変更されました(ドンキーコングは英語版ではゴリラ)。テキストの長さ制限により、日本語版の肖像権侵害免責メッセージは採用されませんでしたが、それでも「他の人と混同しないでください」といったジョークを交えたメッセージになりました。

ムクムク

日本語版メッセージは「ぼのぼの」というマンガ、アニメから主人公ぼのぼのの友達シマリスくんがシリーズの最初の方で言っていた有名なキャッチフレーズです。ボノボノは1995年にデビューしました。それはマリオRPGが開発中の時です。見てわかる通り、マリオRPGのムクムクとシマリスくんは少し似ています。開発者はそれに気付き、ユーザーが笑わせるためのジョークとしてこのメッセージを採用したようです。英語版の翻訳者はそのメッセージが何に基づくのかは理解できませんでしたが、そのメッセージの意味は理解しました。ここで使われている「イジメル」という単語は「Bullying」や「Teasing」「Harassing」という意味合いです。これが英語版で「Ya trying to bug me?」と翻訳された理由ですが、ムクムクになぜこのメッセージが込められたのか理解できた英語版のプレイヤーがいたとしたら驚きです。

レオン

この日本の敵のメッセージはルイージへの明白な言及です。英語の翻訳者はそれを認識し、参考文献をそのまま残しました。 最初はこの敵のメッセージをリストアップするつもりはありませんでしたが、これまでのところ他のほとんどすべての参照が翻訳で見逃されてきたことを考えると、それは含めるのは注目に値するようです。

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Part.2に続く